2007年04月28日

人間の体は5つの要素から成り立つ小宇宙

中国では昔から「陰陽五行説」と呼ばれる思想がありました。
陰陽説では、宇宙に存在するものはすべて陰と陽に分けられ
ます。例えば体では上半身、背中側、足や手の外側が「陽」。
下半身、お腹側、手足の内側が「陰」。

下半身が冷え性で、頭に血が上がってしまう人は、陰陽のバ
ランスがくずれているといえます。

また五行説では、すべてが「木、火、土、金、水」の5つの
要素から成り立っていると考えます。体の部分や臓器、また
「怒り」「喜び」などの感情も、この5つに分けられていま
す。

例えば、目、怒りなどは「木」に属します。肝機能が悪くな
れば目も悪くなったり、怒りっぽい人は肝臓を痛めたりする
と考えます。つまり、限られた因子により、さまざまな生命
現象を理解しようとした、古代人の知恵なのです。

この陰陽五行のバランスで、足りないエネルギーを補ったり
、強すぎるエネルギーを抑えたりします。さらに体を構成す
る成分を「気」「血」「水」に分けて、東洋医学ではこの流
れをスムーズにしていきます。
posted by 知識さん at 12:16| Comment(0) | TrackBack(8) | 東洋医学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月17日

東洋医学は悪い部分だけでなく、全体のバランスを診る医学です

どうも体の調子がすぐれない。けれども病院の検査結果は
「異常なし」。それではこの不調はいったい何のせいなの?

最近こんな悩みをもつ人が増えているようです。そこで注
目を浴びてきたのが「東洋医学」です。古代中国で生まれ、
日本に渡って独自に発達したもので、漢方薬、鍼灸などが
含まれます。

東洋医学では、体や病気に対する考え方が西洋医学とは根
本的に違います。西洋医学では、体の部分部分を診て、そ
こに何か悪いものが発生しているときに「病気」とします。
そして薬で悪い細胞をやっつけたり、その部分を取り除く
のが「治療」。胃が悪ければ胃を治すのが西洋医学です。

これに対して、東洋医学では部分より全体のバランスを診
ます。西洋医学的な検査では悪いところが見つからなくて
も、体全体のバランスがくずれていれば、いずれ病気にな
る可能性が。その乱れたバランスを正常に整えていこうと
いうのが、東洋医学なのです。

例えば、胃が痛くて胃だけを治しても、全体のバランスが
乱れたままなら、また同じように胃の病気が発生するでし
ょう。胃に症状が現れたのは、全体のバランスのどこがく
ずれたのが原因なのか。そこを立て直せば連鎖的に全体が
よくなり、自然に悪いところも治ると考えます。そのほう
が再発もしにくいのです。

ですから、完全に病気になってからより、体に症状のサイ
ンが出はじめた半健康状態を重視します。「未病を治す」
ことが大切なのです。実際、病気とまでいかなくても、さ
まざまな不快症状、慢性的な症状を抱えている人はたくさ
んいます。西洋医学では扱えない症状こそ、東洋医学の得
意分野といえるでしょう。
posted by 知識さん at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 東洋医学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月02日

効率のよい歯の磨き方を覚えて一生健康な歯を保ちましょう

まず歯ブラシは、柄がまっすぐでブラシ部分が指の1本半
くらいの大きさを選びましょう。毛先は同じ長さで平らに
そろっているもの。ナイロン毛で、硬さは「普通」。1ヶ
月くらいで新しいブラシに取り替えるのが理想です。

磨き方のポイントは、歯の面に直角に当てて軽い力で小刻
みに動かすこと。ゴシゴシこすると毛先が開いてしまい、
かえって歯垢が取れません。

1本の歯の中央は出っ張っているので、毛先が当たりやす
いのですが、端のほうは曲面になっているので毛先が直角
に当たらず、歯垢が残りがち。ブラシの端を使ったり、な
るべく角度をつけて磨いてください。

歯と歯の間は、デンタルフロスや歯間ブラシを使います。
歯磨き剤をつけすぎると、磨く時間が短くなりがち。つけ
なくても歯垢は落ちるので、つける量や回数は少なめにし
ましょう。

歯の形は人それぞれ、磨き残しやすいところもそれぞれで
す。どういうブラシを当てたらきちんと歯垢が落とせるか
自分なりの方法を見つけるのがいちばん大切。市販の歯垢
の染色液で赤く染め出して磨いてみたり、歯医者さんで指
導してもらうのがおすすめです。
posted by 知識さん at 19:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康な歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月19日

痛みがなく進行する歯周病は手遅れになりやすい

歯周病とは、歯を支える土台である歯茎(歯肉)の病気
です。歯茎の表面のほうで炎症を起こす歯肉炎に始まり
歯根膜、歯槽骨にまで炎症が及んだ状態を歯周炎と呼び
ます。

原因は虫歯と同じで、歯垢によるものです。歯と歯茎の
間にくっついた歯垢の中で細菌が繁殖すると、それをや
っつけようと白血球が集まり炎症を起こします。

痛みがないので気付かずほっておくと、歯と歯茎の1セ
ンチくらいの溝へ細菌が入り込みます。これが進むと溝
(歯周ポケット)がだんだん深くなってきます。

歯茎のはれ、充血、少量の出血や膿が出るなどの症状が
あります。朝起きたとき口の中がネバネバしたり、リン
ゴをかじると血が出るのは危険信号です。

さらに進むとポケットもどんどん深くなっていき、歯が
少しぐらついてきます。

重度になってやっと痛みが出てくるのですが、そのころ
はもう歯茎のはれは慢性化して膿もひどく、物も噛めな
い状態。こうなってからでは治療がむずかしく、悪い歯
肉部分を取り除く手術をしたり、場合によっては歯を抜
くことが必要となります。

歯の1本や2本と甘く見てはならないのが歯周病の恐ろ
しさ。食べ物を噛み砕く力がなくなるので、内臓に負担
がかかり内臓の病気を引き起こすことさえあるのです。

手遅れになりやすい病気なので、早めに気付くことと予
防が大切。炎症の原因となる歯垢きれいに落として、同
時に歯茎をよくブラッシングして丈夫にしましょう。

ただし、硬い歯ブラシでゴシゴシ強く磨きすぎると、歯
茎を傷つけるので逆効果です。
posted by 知識さん at 16:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康な歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月09日

虫歯の原因は歯にこびりついた歯垢

食べ物を噛み砕く大切な働きをしているのが歯です。
怪我をしても細胞は再生しますが、歯は一度だめになって
しまうと二度と元には戻りません。
入れ歯になってからその不便さを知っても遅いのです。

あなたは健康な歯を保ち続ける努力をしていますか?

そのためにはまず虫歯になるしくみを知っておきましょう。
虫歯は歯垢が原因で起こります。食べ物を食べたあと、歯
をつめで軽くこするとくっついてくるアカ。これが歯垢です。
歯垢は単なる食べかすではありません。

口の中には数種類もの細菌が住んでいます。この細菌は食
べかすを栄養にして繁殖し、のり状の物質を出します。
つまり歯垢とは、微生物のかたまりがべっとりと歯にこび
りついたものなのです。

歯垢の中でも特に虫歯の原因になるのはミュータンス菌と
いう細菌。ミュータンス菌は糖分を栄養にして繁殖し、ネ
バネバしたデキストランという物質を作ります。その中に
歯のエナメル質を溶かす酸ができるのです。この酸が歯に
穴をあけて虫歯を作ります。

糖分はさまざまな食品に含まれます。ミュータンス菌は唐
分をとってからわずか数分後に動き出し、歯を磨かずにほ
うっておくとどんどん増えていきます。時間がたつほどに
べっとりとこびりつき、簡単には落とせなくなるのです。
また、残った歯垢に唾液中のカルシウムが沈着してできる
のが歯石で、こうなると歯ブラシ程度では取れず歯医者で
取り除いてもらわなければなりません。

歯垢は口臭のもとにもなります。お口のにおいを消す薬を
使うよりも食べたらすぐに歯を磨くのが一番です。
食後に時間を置かずに早く磨くほど歯垢を落とすのも簡単
です。

いいかげんに磨いてなんとなくスッキリしたような気分に
なっているだけではダメ。歯磨きは部屋の掃除と同じで、
「汚れを落とす」のが目的なのです。隅々までしっかり歯
垢を落としましょう。
posted by 知識さん at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康な歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月27日

エイズへの偏見が感染を助長。患者や感染者を支援する環境を

エイズは当初は麻薬常習者や男性同性愛者など一部の人の
病気と見られていましたが、最近では異性間の性行為によ
る感染が急増して誰でも感染の可能性がある病気という認
識が広まってきました。

しかし、いまだに感染ルートへの誤解や感染者への偏見が
強く、感染者は生命の危機という恐怖のほかに社会から排
除されるという孤独の恐怖に直面しています。

そういった社会環境は検査をためらわせたり、感染しても
病気にきちんと対処しながら前向きに生きていくことを拒
み、結果的にエイズの広がりを助長しています。

一方、世界的に見てHIV感染者の多い地域には、貧困や教育
が不十分なために感染を予防する情報がなかったり、女性
が生活のために売春を強いられるなどの社会経済的な背景
があります。

このように、エイズは当事者だけの問題ではなく、社会全
体に責任のある問題です。患者や感染者をサポートしなが
ら一緒に病気と闘う環境をいかに作っていくかということ
が求められてきます。
posted by 知識さん at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | エイズの基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月19日

感染の8割は性行為感染。正しい知識に基づく行動で予防が可能

HIVの感染源になるのは感染者の@血液A精液(射精前の
分泌液を含む)B膣分泌液です。この3つの体液が感染し
ていない人の粘膜や皮膚の傷口に直接濃厚に接触すること
によって感染が起こります。

主な感染ルートは@異性間や同性間の性行為による感染A
麻薬など注射器の共用やHIVに感染した血液の輸血による
感染B感染した母親から生まれる子どもへの母子感染の3
つに大きく分けられます。

このうち輸血に関して日本では86年以降は輸血血液のチ
ェック態勢ができているので感染の心配はありません。世
界的に見て感染の8割は性行為によるもので、なかでも異
性間の性行為による感染が増えています。

1回の性行為で感染する率は0.1〜1%です。感染者と
セックスをすれば必ず感染するというわけではありません
が1回で感染することもあります。特に粘膜が傷つきやす
い肛門性交やほかの性感染者があって粘膜が弱っている場
合は感染率が高まります。

また膣分泌液より精液に含まれるHIVの量のほうが多いため
男性から女性へ感染するほうが多いのです。

性行為による感染を防ぐにはコンドームで感染者の精液や
膣分泌液と粘膜の接触を遮断する方法が有効です。セック
スの始めからコンドームをつけて脱落や破損のないように
正しく使えばかなり安全性が高まります。オーラルセック
スは精液などが口腔の粘膜と接触するので避けるほうが賢
明です。

HIVは感染力が弱いので感染者の血液が皮膚についても洗
い流せば感染の危険はありません。感染者と一緒に暮らし
ている場合は歯ブラシやカミソリは専用のものを使うほう
が望ましいですが、セックス以外の日常生活でHIVが感染
した例はありません。
posted by 知識さん at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | エイズの基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月10日

免疫の働きを壊すHIV。感染しても発病までの期間が長い病気です

エイズ(後天性免疫不全症候群)はHIVに感染することによっ
て起こります。通常人間の体には免疫といって外から病原体な
ど異物が入ってくるとそれを察知して攻撃し撃退する働きが備
わっています。その免疫の働きを担っているのは血液中の白血
球やリンパ組織です。

HIVに感染すると白血球の中で免疫システムを担う細胞のうち
中心的な役割を果たすリンパ球の中にウイルスが侵入して最終
的にこれを壊してしまうため免疫システムがうまく働かなくな
り体の抵抗力が極端に落ちてしまいます。すると普通なら病気
の原因にならないような微生物や細菌がさまざまな症状を引き
起こします。エイズとはこういった病気や症状の集まりをさす
言葉です。

エイズの初めての患者がアメリカで発見されたのは81年で、
その2年後には原因であるHIVがつきとめられました。しかし
HIVはリンパ球の中にまるで細胞の一部のように住み着くため
ウイルスだけを攻撃する治療薬の開発はむずかしく、いまの
ところ特効薬などはありません。

現在使われている薬はウイルスの増殖を抑えて発病を遅らせた
り延命する効果はありますがHIVは変わりやすい性質を持って
いるため同じ薬を長く使い続けていると効かなくなってしまう
という難点があります。そのためエイズを発病すると多くの人
が平均2年半くらいで死亡しています。

しかし一方でエイズという病気の大きな特徴はHIVに感染して
も約半数の人が10年たってもエイズを発病していないという
ようにキャリアの期間が非常に長いことです。このためキャリ
アの人の発病をできるだけ遅らせながら普通に生活が送れるよ
うにするにはどうしたらいいか、またキャリアからほかの人へ
の感染を防ぐには何が必要かということが社会的なテーマとな
っています。
posted by 知識さん at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | エイズの基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月02日

C型肝炎の感染源は輸血などの医療行為。予防や治療対策が進行中

C型肝炎は治りにくい肝臓病の大きな原因となっていま
す。以前はA型、B型以外の未知の肝炎ウイルスによる
肝炎は非A型非B型と呼ばれていましたが、数年前にC
型肝炎ウイルスの診断ができるようになり、非A型非B
型の8割がC型肝炎ウイルスによるものだということが
明らかになりました。

アルコールが原因の肝臓病と思われていた人の中にも、
C型肝炎ウイルスに侵されている人がかなり多いことが
わかってきました。

C型肝炎の感染ルートは主に輸血などの医療行為で、ウ
イルスの入った血液が体内に入ることで感染します。昔
は安全管理が不十分な血液製剤を使った輸血などが多か
ったため、手術や治療の過程で肝炎ウイルスが感染しや
すかったのです。

輸血用血液に関してB型肝炎ウイルスのチェック態勢は
早くから整えられてきましたが、C型肝炎ウイルスのチ
ェック態勢が確立したのは90年からなのでそれ以前に
輸血を受けた人の一部は、C型肝炎ウイルスのキャリア
となっている可能性があります。

血液感染なので母子感染や性行為による感染の可能性も
ありますが、感染力が弱いためこれらのルートでの感染
は少ないようです。

C型肝炎ウイルスに感染した人が発症すると、まず急性
肝炎となり2割の人は治癒しますが8割は慢性肝炎と移
行し、肝硬変の予備軍となります。

C型肝炎にかかると、だるく疲れやすい、風邪が長引い
たような感じなどの症状が出てきます。B型肝炎もC型
肝炎も、A型肝炎のように高い熱が出にくいので自覚し
にくい場合があります。しかしC型肝炎では急性肝炎の
段階で発見して治療すれば、インターフェロンが有効で
治すことができるため早期発見が大切です。

現在では医療行為での感染は予防できるようになったた
め、新たにC型肝炎ウイルスのキャリアになる人は少な
いと予想されますが、現時点でキャリアであったりその
可能性がある人は気付かないままに慢性肝炎に移行して
しまわぬよう日常から自分の体の状態を見ておく必要が
あります。
posted by 知識さん at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 肝炎の基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月25日

B型肝炎は母子感染でキャリアに。キャリアからは性行為などで感染

B型肝炎がA型肝炎と異なる点は、B型肝炎ウイルスを体の
中にもっているキャリア(保菌者)が存在すること。
キャリアになるのは母親から子どもへの血液を媒介とした
感染によるもので感染する時期は、出産前後から3歳くら
いまでの乳幼児に限られます。

キャリアの多くは、思春期から20歳ごろにB型肝炎を発症
します。9割の人は急性発症したあと、ウイルスがほとんど
消えて治癒します。しかし1割は発症して慢性肝炎となり、
そこから治癒する例は少なくなります。

キャリアは、発症していないときは、無症候性キャリアと
いって普通に生活を送ることができ発症するまで自分がキャ
リアであることを知らない人も少なくないため、他人にうつ
す感染源となる可能性があります。

キャリア以外の人のB型肝炎、キャリアからの感染によるも
のです。感染ルートは血液感染で、おもに性行為によって
感染します。キャリアからの感染によるB型肝炎は急性肝炎
で、劇症肝炎に移行するケースはA型肝炎よりやや多いが
少なく、ほとんどが治癒します。

B型肝炎の症状はA型肝炎と似ていますが、より漠然として
います。現在では、母親がキャリアである場合、出産後赤
ちゃんにB型肝炎ウイルスの抗体(HBs抗体)を作るワクチ
ンなどを接種して感染を防ぐ処置が無料で全国的にとられ
ています。

ですから、今後新たにキャリアになる人はほとんどいなく
なると見られています。すでにキャリアである人がパート
ナーや家族を感染させないようにするために、自分の血液
が他人につかないように髭剃りや歯ブラシを専用にするな
ど、セックスのときにはコンドームを使うなど注意が必要
です。

またパートナーがキャリアとわかったら、自分も抗体検査
をして、マイナスならワクチンを打って抗体を作ることで
感染を防ぐことができます。
posted by 知識さん at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 肝炎の基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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